ThinkPad X1 Carbon Gen7(第7世代)を使っています(レノボから提供)。
2023年3月現在、ThinkPadのX1 Carbonシリーズ最新は10th(第10世代、Gen10)が登場しています。
X1 Carbon Gen 10は、搭載プロセッサーも進化して、第 12世代インテル® Core™ プロセッサー搭載です。
詳細はこちら⇒ThinkPad X1 Carbon Gen 10
現在私が使っているX1 Carbon Gen7は、最新のGen10より3世代も古いX1 Carbonですが、
「軽くて持ち運びやすい」「速い」「画面がきれい」「キーボードが打ちやすい」等、十分高性能なノートパソコンです。
最新のGen 10(⇒ThinkPad X1 Carbon Gen 10)は第12世代インテル® Core™ プロセッサー 搭載、ハイブリッドワークに適した高性能なノートです。
新世代のプロセッサーはビジネスにフル活用できるハイスペックですが、そこまでのスペックはいらないという方にはちょっと高価に感じるかもしれません。
そんな方にはその前世代のThinkPadのX1 Carbon9th (第9世代,Gen9)を検討されるのが良いのではと思います。
Gen9の詳細⇒ThinkPad X1 Carbon Gen 9
ThinkPadのX1 Carbon Gen7と X1 CarbonとGen 9がどのように違うのか調べてみました。
一番の違いは、搭載されているCPUの世代の違い。
Gen9にはインテルの第11世代Coreが搭載されています。
▷ThinkPad X1 Carbon Gen 9 (インテル® Evo™ vPro® プラットフォーム)
Gen7が、さらにバージョンアップしています。
Gen7と比較して「ThinkPad X1 Carbon Gen9」を紹介します。
「ThinkPad X1 Carbon 7thの実機レビュー」記事はこちら↓↓↓。
『実機レビューThinkPad X1 Carbon 7th 軽量 堅牢』
⇒https://pasoreview.com/thinkpad-x1-carbon-review/
Gen 9には第11世代インテルCore搭載
Gen7とGen9の一番の違いは、プロセッサーの世代の違いです。
「X1 Carbon Gen7」に入っているCPUは「intel CORE i7 8th」
つまり、コアが第8世代のインテルCOREi7(下記写真ThinkPad X1 Carbon Gen7)

第 11 世代インテル® Core™ プロセッサーと
インテル® Iris® Xe グラフィックスが搭載
これによって写真と動画の編集作業が約3 倍も高速化するともいわれています。
また、インテル® Wi-Fi 6 テクノロジー内蔵によって
標準的な Wi-Fi と比較してインターネット接続が 3 倍近くも高速化。
X1 Carbon Gen9のココがポイント
第11世代Core搭載でパワーアップ
- 写真と動画の編集作業が高速化
- インターネット接続性能が向上
セール情報を詳しく⇨レノボ・ショッピング キャンペーン情報
製品をさらに詳しく⇨ThinkPad X1 Carbon Gen 9 (インテル® Evo™ vPro® プラットフォーム)
ディスプレイのアスペクト比変更
「X1 Carbon Gen7」(20QDCT01WW)のディスプレイは
14.型、UHD(4K)、グレア、IPSパネル採用と、とても明るく見やすいです。
UHD(4K)はフルHD(1,920×1,080ドット)を基準としているので、
ディスプレイのアスペクトは16:9です。
「X1 Carbon Gen9」は16:10に変更されています。

初めて目にしたときは鮮明で驚いた。これでも十分きれい…
アスペクト比とは画面比率 縦横比のこと。16:9から、縦比率の長い16:10になることで、「X1 Carbon Gen9」では一画面で閲覧できる情報量が多くなり、作業がしやすくなっています。
ディスプレイのスペックは下記の内容です。
- LEDバックライト付 14.0型
- WUXGA IPS液晶 (1920x1200ドット1,677万色以上、16:10)
- ブルーライト軽減

X1 Carbon Gen9のココがポイント
液晶パネルのアスペクトが16:10
- 一画面の閲覧情報量が多くなる
- 作業効率UP
ブルーライト軽減で目にやさしい
指紋認証センター位置
X1 Carbon Gen9でも指紋認証が可能です。
「X1 Carbon Gen7」では指紋認証センサーの位置はキーボード上、トラックパッドの横でした。
写真は「X1 Carbon Gen7」の指紋認証センサー写真(赤丸で囲んだところ)

また、電源ボタンは本体の右側面にあり、キーボード上には電源ボタンはありませんでした
「X1 Carbon Gen9」では、電源ボタンは、キーボード面右上に置かれ、指紋センサーは電源ボタンに統合されています。
下写真の「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」では指紋センサーが電源ボタンに統合されています。

指紋センサーと電源ボタンが1つになることで、電源のONと指紋認証は1ステップで済みます。
マスクしていることが多い方は、顔認証せずにログインできるのは便利。
X1 Carbon Gen9のココがポイント
キーボード上に電源ボタンと指紋認証センサーが統合
- 電源オンと指紋認証はワンステップ
- キーボードはよりシンプルでスッキリ
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キーボード左右にスピーカー搭載
「X1 Carbon Gen7」のスピーカーは、キーボード上部の左右に設置されていました。

「X1 Carbon Gen 9」のスピーカー位置はキーボードの左右に、しかも広くなっています。

X1 Carbon Gen 9のココがポイント
より臨場感ある音に
X1 Carbon Gen9のココがポイント
キーボード上に電源ボタンと指紋認証センサーが統合
電源オンと指紋認証はワンステップ
キーボードはよりシンプルでスッキリ
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インターフェイスの改良
インターフェースは、「X1 Carbon Gen7」とほとんど同じ構成ですが、
「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」は、Thunderbolt3対応ではなく、Thunderbolt4対応のUSB 4 Type-Cとなっています。
第 11 世代インテル® Core™ プロセッサー搭載によって、接続性の高いThunderbolt4対応となっています。
「X1 Carbon Gen9」のUSBポートの種類と数は
タイプ | 種類と数 |
Type-C | USB 4 (Thunderbolt4 対応)x2 |
Type-A | USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1、USB 3.2 Gen1 x 1 |
「X1 Carbon Gen7」では、SIMスロットは背面にありますが

「X1 Carbon Gen9」では右側面に設置されています。
下記写真は左側面と右側面「X1 Carbon Gen9」のインターフェース(レノボの公式ウェブサイトより)
SIMスロットの位置は下記右側面写真の6番。
写真のインターフェースの説明
1. Thunderbolt4(USB 4 Type-C)
2. Thunderbolt4(USB 4 Type-C)
3. USB 3.2 Gen1(Type-A)
4. HDMI
5. マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
6. Nano SIMスロット(オプション)
7. Powered USB 3.2 Gen1(Type-A)
8. セキュリティキーホール
X1 Carbon Gen9のココがポイント
インターフェース
- Thunderbolt4対応のUSB 4 Type-C×2
- USB3.2×2
- HDMI
- ヘッドホン端子
モバイルノートパソコンとしては十分な構成
SIMスロットは背面から右側面へ移設 ディスプレイを開いた状態でも確認しやすい
熱を逃す空気孔の位置が変更
「X1 Carbon Gen7」では右側面に熱を逃すための空気孔がありました。
最初はこの孔はなんだろう、と思っていました。長時間連続使用したときに、初めて熱を逃すための孔なのだとわかりました。
ちょうどマウスを持っている位置なので、温風が出てくるのが良くわかります。
下記の写真は「X1 Carbon Gen7」の右側面。赤く囲ったところが空気孔

「X1 Carbon Gen9」では排気孔は背面へと移設されています。
マウスを操作するとき、温風が手に当たって、気になってしまうこともありません。
X1 Carbon Gen9のココがポイント
パソコンの熱を逃す排気孔は右側面から背面に
排気熱は、手にも、パソコン本体にも当たらず、快適になった

重さ約1.13kg、薄さ約1.49cm
「X1 Carbon Gen7」の本体重量は1.106kg


薄さはGen9と同じ
「X1 Carbon Gen9」の公式重量は約1.13kg。薄さは約1.49cm。
重さは、わずかに重くなっていますが、Gen7の1.106kgとほとんど変わらないと言っていいと思います。軽いです。
薄さは同じ。
この重量と薄さは、持ち運びに便利。軽く片手でデスクから持ち上げられます。リュックに入れたかどうか確認するほどの軽量感です。
X1 Carbon Gen9のココがポイント
Gen7と比べるとわずかに重いが、十分軽い!約1.13kg〜
十分薄い!約1.49cm
45W ACアダプター
「ThinkPad X1 Carbon Gen7」のACアダプターは最大消費電力65W
重量は230gでした。下写真は「ThinkPad X1 Carbon Gen7」のACアダプター

「X1 Carbon Gen9」は45Wアダプター(USB Type-C)です。
重量は約200g。より軽く、より小さくなっています。
その他の特徴
前モデルと同様 Privacy Guardにも対応していてセキュリティも安心
本体は180度開く

まとめ
「ThinkPad X1 Carbon Gen7」と
「ThinkPad X1 Carbon Gen9」はどう違うか、検証してみました。
軽さと丈夫さ、性能の高さ、機能の豊富さはThinkPad X1 Carbonシリーズの共通点。
14型の大きめの画面を搭載しながらの軽量性は驚くばかりです。
Gen9ではCPUに第11世代のコアを搭載することで、性能がさらにバージョンアップされています。
持ち歩きが多く高性能でメインに使いたいパソコンの購入を検討されている方には特におすすめです。
価格は優待eクーポンを使って税込・送料込みで約20万円以内。
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ThinkPad X1Carbon Gen9はこんな方におすすめ
- 軽くて薄くて高パフォーマンスのノートパソコンを探している
- 13型モバイルPCの購入を検討中
- ビデオ会議、ブラウジング、メディア視聴に画像や色の鮮明さを求める
- 目にやさしいパソコンを探している
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本記事のThinkPad X1 Carbon Gen9の写真はレノボから引用しています。