♯本記事はプロモーションを含みます
2023年12月15日に開催された「デル・テクノロジーズ新製品発表会」に参加しました。
イベント内容は
・デル社製品担当による新商品の紹介
・Intel社によるCPUの解説
・製品タッチアンドトライ
東京竹橋の「メズム東京」16FのThe Bunquetで開催されたDELLのイベントの様子を報告します!
「デル・テクノロジーズ」の新製品発表会
DELLの新製品発表会に初めて参加しました。
コロナ禍を経て、久しぶりの大きな発表会だそうです。
受付を済ませて、会場へ入場。席は到着順に案内されたところに座ります。
ホテルの宴会場だけあって、会場後方にはウェルカムドリンク等用意されていました。
「デル・テクノロジーズ新製品発表会」のこの日の流れは、下記の通りです。
🔳挨拶およびデル・テクノロジーズコンシューマービジネスのアップデート
デル・テクノロジーズ株式会社
コンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部本部長
横塚知子氏より
🔳デル・テクノロジーズ新製品の紹介
デル・テクノ ロジーズ株式会社
CSB PGTMプロダクトアソートマントプランナー兼コンサルタント
松原大 氏より
🔳インテル® Core™ Ultra プロセッサーの紹介
インテル株式会社
技術本部部長工学博士
安生健一朗 氏より
🔳デモ・タッチ&トライ
松原大 氏よりタッチ&トライブースにてデモ
デル・テクノロジーズの新たな3つの取り組み
最初はご挨拶、そして、
デル・テクノロジーズ(株)のコンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部本部長の横塚さんから、コンシューマービジネスのアップデートとして、新たな3つの取り組みについて説明がありました。
DELLの新たな3つの取り組みとは
- 「製品を探しやすく」
- 「買い時を求めやすく」
- 「どこからでも参加できる」
「製品を探しやすく」
Dellのホームぺージは、今までは、「法人向け製品ページ」と「個人向け製品ページ」が分かれていたそうです。
でも、個人の顧客が法人向け製品を買ったり、法人の顧客が個人向け製品を買ったりすることが多く見受けられた為、
今まで分かれていた、法人と個人向けページを統合しています。
法人需要にも、個人の方にも、ニーズに応じた製品を探しやすくなっています。
「買い時を決めやすく」
今までは、プロモーション期間中やセール期間中の製品価格は、プロモーション中と終わった後との価格差が大きかったそうですが、大きな価格差にならないようにしたそうです。
そして、買いたい時が買い時になるように
顧客が判断しやすいように、
顧客が製品の検討を始めてからから決めるまでの検討期間を考えてプロモーション期間を設定。
製品購入をある程度時間をかけて検討後、
いざ買おうとサイトに戻った時に、
価格が戻っていて、買い損ねないようプロモーション期間を長くしたそうです。
「どこからでも参加できる」
今までは購入経路によって、プロモーションが違っていたそうですが、
それをやめて一つのプロモーションに統合しています。
購入経路は、顧客のニーズの違いによって変わります。
『自分でカスタマイズを考えながらDELL.Com公式サイトから購入したい方』、
『電話で相談しながら買いたい方』、
『店頭に行って触ってみて納得して買いたい方』等ニーズは様々。
どこから買っても同じキャンペーンに参加できるように変えています。
消費者生活スタイル、行動、嗜好は、時代とともに変化。
それにあわせながら顧客の声をききながら、DELLの取り組みは続きます。
新製品New Inspiron 13紹介
次は、デル・テクノ ロジーズ(株)のCSB PGTMプロダクトアソートマントプランナー兼コンサルタント 松原さんから、新製品New Inspiron 13(インテルCore™Ultraプロセッサー搭載)のプレゼンです。
新製品New Inspiron 13の最大の特長は、
この発表会前日に販売開始された、最新のインテルCore™Ultraプロセッサーをいち早く搭載していること。
コアウルトラに関しては、後程インテルの技術本部部長からのプレゼン内容を記載します。
Core™Ultraプロセッサーは、CPU自体に加えて、GPUが強化され、NPUを搭載し、AI時代のPCに向けた新製品。(NPUとはNeural Processing Unit(ニューラル・プロセッシング・ユニット)の略)
「Ultra5」「Ultra7」「Ultra9」の3種類があって、
DELLの新製品New Inspiron 13では「Ultra5」と「Ultra7」を搭載しています。
新製品New Inspiron 13の特長や、生成AIが話題の今、NPU搭載機種の便利な機能などをご紹介頂きました。
まずはNew Inspiron 13の特長をお伝えします。
新製品 New Inspiron 13の主な特長
新製品 New Inspiron 13 筐体サイズ
- 高さ:14.35 〜15.65 mm
- 幅:296 68 mm
- 奥行き:213.50 mm
- 重量:1.24 kg 〜
- バッテリー容量:64Whr
新製品 New Inspiron 13 新機能
- 2023年12月15日発表の最新インテルCore™Ultra プロセッサー搭載
- 16GB LPDDR5x 6400MT/s オンボードメモリー搭載 (交換、増設不可)
- インテル® EVOエディション認定(EVOに追加された新機能Intel Unison Premiumをタッチ&トライブースにてデモ)
- Windows Studio Effect + NPU にて、FHD WebカメラでのAlによるオートフレーミング、アイコンタクトが可能(タッチ&トライブースにてデモ)
- QHD+ (2560 x 1600)非光沢 300nit 1200:1 8+2bit 広視野角モニター(ブルーライトカット機能付)
- スタイリッシュなプラチナシルバー、ファツショナブルなライトピンクの2色展開
- Inspironでは初 MIL-STD-810H認定 PC (既存Inspiron 13も含む)
新機能をより詳しく説明すると、
コアウルトラにより、内蔵メモリの転送速度は現状よりもより速い転送速度。LPDDR5Xの6400MT/Sの転送速度の上位メモリを16ギガオンボードで搭載
EVOに追加された「インテル® EVOエディション」という新しい認定を受けており、更新されたIntel Unison Premiumの新機能によって格調ディスプレイ機能が使える
Windows11のバージョン23H2から搭載しているWindows Studio Effectと、NPU機能により、標準搭載のウェブカメラのオートフレミング、アイトラッキング、背景のぼかしが表現できる
色はシルバーとライトピンクの2種類
Mil規格PC。認定米軍の衝撃テストの認定取得済み。衝撃性のテストをクリアしているモバイルPC
下記は既存Inspiron13と同様
- Thunderbolt 4.0 x 2、 HDMI1.4、USB Type-A、Wi-Fi 6Eと豊富なインターフェイス(タッチ&トライコーナーで様々な出る純正エコシステムを紹介)
- プライバシーシャッター付きFHD Webカメラ、指紋認証と高いセキュリティ
- 1年間オンサイト保守
インターフェースの接続性も高い
特長などの他に、標準価格(税込)と販売スケジュールの説明もありました。
新製品 New Inspiron 13販売構成とDell.com標準価格(税込)
どちらも、16GB(LPDDR5x 6400MT/s)Intel Arcグラフィックス搭載、Wi-Fi6E対応
インテル®Core™Ultra 5プロセッサー125H | 512GB SSD | 14万7千円 |
インテル®Core™Ultra 7プロセッサー155H | 1TB SSD | 16万7千円 |
新製品 New Inspiron 13の販売スケジュール
Dell.comでの販売スケジュール
- 受注生産モデルは、12/15発売開始、お届けは3週間前後
- 即納モデルは、2024年1月下旬提供開始予定(Windows Home OSにてOffice搭載、2色カラー等計12構成)
- Windows Pro OS構成も2024年2月下旬に提供予定
量販店での販売スケジュール
- 12/15より先行予約受付開始(Web /店頭受付)
- 2024年1月下旬に販売予定
- 量販店によって販売構成は異なります。
松原さんからは、プレゼン後、タッチ&トライブースでデモンストレーションして頂きました。
インテル®Core™Ultraプロセッサー紹介
インテル株式会社の技術本部部長工学博士 安生さんからは、
2023年12月14日に発表されたばかりのインテルの新プロセッサー「インテル®Core™Ultraプロセッサー」をご紹介いただきました。
インテル® Core™ Ultra プロセッサーは、長年使ったインテル「Core i」ブランドを離れて、新しく立ち上げた「Core Ultra」ブランド。
開発コードネームはMeteor Lake。
新製品New Inspiron 13に採用されています。
パソコン40年の歴史で最大の転換
どういう良さがあるのか、どういうユーザーメリットがあるのかを説明して頂きました。
最大のポイントは、性能UPでも低電力!
「インテル®Core™Ultraプロセッサー」は、ユーザーファーストで、電力のことを考えて作りだされました。
新プロセッサー「インテル®Core™Ultraプロセッサー」はインテルのクライアントSoC アーキテクチャーにおける40年間で最大の転換!
ユーザーが求めているのは、電力をあまり使わず、でも性能は出るもの。
タイル部分の4つのチップの組み合わせと、4つのチップをつなぐように、プロセッシングアーキテクチャーを変えています。
インテル®Core™Ultra「既存の機能」
- 業界最先端Wi-Fi 6E &Wi-Fi 7対応
- 業界トップレベルのFOREROS 3D パッケージング技術
- 業界最先端のThunderbolt™ 4 テクノロジー
- 最新のPCle Gen5 搭載
Wi-Fi7は日本ではまだ、認可が下りていないそうですが、Wi-Fi7が使えると体感速度も実際の転送速度も、もっと上がります。
インテル®Core™Ultra「新機能」
- New インテル®Arc™グラフィックス
- New 最新メディア&ディスプレイ標準仕様
- New 低電力アイランド E-cores
- 初のNPU AI エンジン内蔵
- 初の3Dパフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャー
- New P-core & E-core マイクロアーキテクチャー
- 初のIntel 4 プロセス技術
新機能のいくつかをより詳しく説明して頂きました。
New インテル®Arc™グラフィックス
New Intel®Arc™グラフィックスは、これまでインテルアイリスXeとよんでいたもの。
名前が変わりました。
インテル®Arc™グラフィックスは、今までインテルが、外付けグラフィックスカードで使っていましたが、内蔵になっています。
外付け並みの性能が実現。グラフィックス性能が高くなっています。
New 低電力アイランド E-cores
前の12世代から、P-core & E-coreという2種のプロセッサーが連動して動く機能が入ってますが、
今回は、低電力の新しいE-coreが入っています。
初のNPU AI エンジン内蔵
AI PCを実現するための一つの要素として、
NPU(Neural Processing Unit=ニュートラル・プロセッシング・ユニツト)が新しいプロセッサーとして搭載されています。
NPUは、CPU、GPUに加えて搭載された3番目のプロセッサー。
NPUとは一言でいうと、低電力でAIを実行するのが得意なプロセッサー
初の3Dパフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャー
P-core、E-coreとローパワー(低電力)E-coresという3つを連動させて動くこと。
初のIntel 4 プロセス技術
Core Ultraでは、タイルの半導体の台のプロセス技術には、インテル4プロセスチップが使われています。
このプロセス技術に合わせて従来のP-core、E-coreも、新しくアーキテクチャーを変えて、低電力になっています。
インテル4は、半導体業界では最先端のプロセス技術。高性能が期待できる。
コンピューティングタイルとは、SoC(System on a chip=システム・オン・チップ=集積回路)のうちのCPU部分のこと。
電力と性能のバランスを考えて作られている
「インテル®Core™Ultraプロセッサー」は、もちろん前世代の13世代に比べて性能は上がっています。
でも、性能を上げるというよりは、電力を下げることを重視しています。
ノートパソコンで、「性能を上げる」を追及しようとすると「電力」も上がってきていましたが、ユーザーが求めているのは、「電力は下がり、性能はでる」という製品。
チップ性能を上げようとすると、やはり電力は上がります。
チップのアーキテクチャーは、長年進化してきていますが、Intel 4 プロセス技術で、性能向上かつ低電力が実現。
40年間で最大のチップのアーキテクチャーの進化と言っても大げさではないようです。
タイルアーキテクチャー
インテル株式会社の技術本部部長工学博士 安生さんからのプレゼンは続きます。
今まで、長年のCPUの進化の中で、CPUのそばにグラフィックスがなきやダメ、CPUのそばにはメモリコントローラーがなきゃダメということでどんどんどんどんCPUが巨大で大きなファンクションになってきていたそうです。
でも、インテル® Core™ Ultra プロセッサー(開発コードネームMeteor Lake)のタイルアーキテクチャーでは、
コンピューティングタイルとグラフィックスタイルは離れています。
離れていていてもOK。
4つのチップからなるタイルアーキテクチャー
よく見ると、タイルアーキテクチャーは4つに分割されています。
- 「コンピューティングタイル」:インテル4プロセスで作ったインテルが作ったチップ。半導体の台と呼ばれる
- 「グラフィックスタイル」:台湾のTSMC社で製造された半導体の台
- 「SoCタイル」も台湾のTSMCで作ったもの
- 「Ioタイル」も台湾のTSMCで作ったもの
異なる4つのチップをつなげているのは裏側にあるグレーの部分。
CPUとグラフィックスは、今まではつないでくれるものがなかったので、近くに設置しないと通信ができませんでした。
Meteor Lakeでは、裏にある「(画像の)グレーの部分」がつないでくれるから、離れていても大丈夫になったそうです。
安生さんから「グレー部分」を「多摩川」に例えた話をご紹介頂きました。
多摩川をタイルの裏にあるグレー部分に例えて、多摩川があるので、世田谷区と川崎市は、距離は近いのに、行き来が大変です。(これが今までのタイルの構造)
だから、近くになければいけないものは、世田谷区内と川崎市内それぞれに置こうということで、チップに例えるとチップをどんどん置いて行きました。
もし、仮に、多摩川が、誰でもまたいで渡れる小川ならば、世田谷区と川崎市として分ける必要がなくなり、同じ市町村となります。
この4つのチップ「コンピューティングタイル」と「グラフィクスタイル」「SoCタイル」「Ioタイル」は、物理的には違うチップなのだけれど、グレーの部分(多摩川)がつないでくれるから、同じ市町村のようにみなされます。
異なる半導体のチップ、異なる工場で作られたチップをつなげることができるようになったのは「3DパッケージングテクノロジーFoveros」という技術です。
3DパッケージングテクノロジーFoveros
「3DパッケージングテクノロジーFoveros」は、今まではデータセンターで使われていましたが、
今回初めてパソコンに持ってきたテクノロジーだそうです。
異なる半導体、異なる工場で作られたチップを低電力、高速でつなぐことができる技術。
ポイントは電力を減らすこと!
3Dパッケージイングテクノロジーは、太い配線で電力がかかっていたものを、電力効率を良くして、低電力実現をさせた技術です。
では、なぜ異なる違うチップを使うのかというと、
インテルのプロセスで作った方が一番最適に電力にいいとか、各チップを、適材適所で選んだ結果だそうです。
電力のことを考えてプロセッシングアーキテクチャー全部組み合わせを変えました。
インテルは常に「どうしたらマルチタスクが効率的になるか」「ユーザー体験を向上させることができるか」を考えている
SoCタイル
今まではチップセットと呼んでいたものを、今回はSoCタイルと呼んでいるそうです。
SoCは、能動的に動くことができて、低電力アイランドE-cores。ここにCPUを持っているそうです。
メモリコントローラー&DDRもここにあります。DDRは、コンピューティングタイルにはなくて、隣のSoCタイルにあるります。そんなに遠くないので隣りにあるそうです。
その他AIエンジン内蔵のNPUがあったり、Wi-Fiに対応していたり等、SoCは単体で動作するような、中心的存在となっています。
AV1エンコード対応
結構重要なファンクションです。
これまで動画のフォーマットは、NpeguからH.264、H.265へと進化してきています。
AV1というフォーマットは、ここ2,3年みかけるフォーマット。特筆すべきは、ロイヤリティがかからないということ。
だから、ソフトメーカーからしてみたらメリットが大きい。
「ロイヤリティかからないフリー」「圧縮率がH.265よりが2~3割よい」ので、配信に使うにはよい機能を持っています。
今まで購入するしかなかった機能が、デルの新製品New Inspiron 13には搭載されています。
始めてAV1エンコード機能が内蔵されたモバイルパソコンです。
今後、AV1フォーマットの動画コンテンツは増えていくと思われる。なぜなら、過去にもインテルのノートパソコンに載せた新しい動画フォーマットは広がっていったので。これは一つの転換期。
低電力E-coreとは
低電力アイランドE-coreに任せているので、使わない時はコンピューティングタイルはほとんど寝ている状態。
例えば、ネットフリックスの動画のダウンロードなどでは、コンピューティングタイルが起きる時間が短くて済むようになっているそうです。
動画コンテンツをダウンロードし、ローカルに保存後、視聴 ⇒今までよりも電力は少なくて済む。
AIの話
AIは、今はクラウドが中心。でもクラウドは無料ではありません。ユーザーやソフトメーカーが払っているものです。
AIをクラウド上ではなく、ローカルの自分のPCで動かした方がお得
クラウドに上げるのを躊躇するような情報は、AIになればなるほど怖いものです。
プライバシーのことを考えれば、ローカルで動かせる方がいい。
クラウドは速いですが、混雑している時は待たされます。待たされないようにするために課金もします。
AI PCは重要になってきています。ユーザーにとってローコストであることはもちろん、プライバシー的も安心、ネットのつながりがよくない時に使えるというメリットは大きいです。
AI PCのチップは優秀でも、動くソフトがなければ、機能しません。インテルの開発ツールOpenVINOは、NPU、GPU、CPUもフルに動かし、低電力でAIを実行します。
Intel®Evo™
インテルEvoとは、Intel®Evo™が付いていれば、細かいスペックをあまり知らなくても、これを目指して買えば安心というロゴ。
第4世代目で、高級感のあるデザインのロゴに変わっています。
基本的にインテルとPCメーカー、PC開発に関わるメーカーが、共同作業で、ユーザーが使うシナリオを検証して、ユーザの使い勝手を確認したものに、このIntel®Evo™ブランドをつけているそうです。
あまり知らなくてもこのブランドを目指ざして買えば安心!
インテルEvoの妥協しないモバイルパフォーマンス
Intel®Evo™のパフォーマンスの特長を紹介します。
10+hours
10時時以上のバッテリー駆動。
実際ユーザーが使うであろうシナリオをベースに検証。
理論上の話ではなく、実際に10時間以上フルHDの画面で作業して動かしています。
前世代の駆動は9時間。
1時間、より長くなっています。
<1.5 seconds instant on
1.5秒以内のインスタントON
前の世代は、ログイン画面が出るまで1秒。
増えているんではないかと思われるかもしれませんが、
今回は、ウィンドウズハローで、顔認証後、ログインしてデスクトップ画面が出るまでが1.5秒です。
Cool Quieter Performance
使っても静かです。
使うと発熱するので、冷やすためにファンが回りますが、極力抑えてうるさくないように冷やす仕掛けを検証しています。
4 hours in 30 mins fastcharging
30分の充電で4時間使えるだけ急速充電されます。
エコラベル
サステナビリティに配慮し、リサイクルまで含めて環境に優しい製品です。
サステナビリティの特に厳しいアメリカの基準のEPEAT シルバー以上の認証、あるいは、ヨーロッパ基準TOCの取得してもらっています。
拡張ディスプレイが使えるIntel Unison
Intel Unisonは、WindowsPCに、アンドロイドタブレットもしくはアイパッドを接続して、拡張ディスプレイとして使うことができる便利なアプリケーション。
外にいるときに、画面1個で作業しずらいなというときに、もう一つディスプレイが欲しい時、アイパッドを拡張ディスプレイに使えたら便利です。
この後、タッチ&トライブースでデモンストレーションしてもらいました。
デモ・タッチ&トライ
実際に製品に触れられるタッチ&トライの時間がありました。
タッチ&ブース商品展示エリアは、会場を出たホワイエに設けられていました。
インスパイロン、周辺機器、モニターなど展示しています。
プレゼンが終わった後に順番に案内されて、松原さんからのデモを拝見しました。
New Inspiron 13の画像生成AIのデモ
最初のデモは、New Inspiron 13のローカルで、画像生成AIのNPUを使った利点がわかるデモをしていただきました。
向かって左側のNew Inspiron 13には、2つ前のCPU、インテル第12世代corei7搭載したPC。
確かプロセッサーは両方とも同じとおっしゃってました。
ローカルで画像生成AIを行うデモで、2つのPCはインターネットには接続していません。
インターネットに接続されない状態で画像を作り込んでいくデモです。
両方のパソコンには、パフォーマンスのタスクマネージャーを出しています。
左のPCにはNPU搭載されていません。
右のPCにはNPUチップがすでに入っていて、表示されています。
2つのPCのメモリーは同等ぐらい、生成AIの進行具合を見ていきます。
2つのPCとも、オープンヴィーノといわれる生成AI向けのプログラミングを提供するツールが入っています。
CPU、GPU、NPUという3つの各プロセッサーは、得意分野がそれぞれあるので、オープンヴィーノというツールを使い、得意なものに書きかえるという作業を行っていきます。
右と左のPCには「風景写真を出してください」という全く同じプロンプトを入力済。
「画像を作ってください」というメッセージで、「こういったイメージの風景写真を作ってくださいという」プロンプトが書かれています。
2つのパソコンには、「こういう写真は作ってほしくないです」というネガティブプロンプトも同じワードが入れてあって、そのネガティブプロンプトを、今回NPUにまかせて作業するデモンストレーションを行いました。
結果
両方のパソコンのプロンプトを同時にスタートさせました。
既にパラメーターが動き、右のほうはNPUが使われ始めてます。
結果はシード値といって同じ画像は出ませんが、あくまで生成AIが考え出した画像が出力しています。
左のPCは24秒、
右のPCは11秒で出来上がりました。
ほぼ倍ぐらいの性能差がでています。つまり、
オープンヴィーノによって3つCPUの得意分野をそれぞれ設定できるということに加えて、NPUが搭載されているのでクオリティが高められました画像生成AIのNPU使った利点を紹介してもらいました。
Windows Studio Effect とIntel Unisonを使った2つのデモ
ソフトウェアやアプリケーションを使った2つのデモをご紹介頂きました。
1.NPUを使ったウィンドウスタジオエフェクトというソフトウェアのデモ
Windows Studio Effect とは、ウェブカメラとNPUを使い、オートフレーミング&アイトラッキングができるウェブカメラの操作性、利便性を上げるソフトウェア。
2.「Evo搭載PC」で使えるインテルユニゾンといわれるアプリケーションのデモ
ウィンドウズスタジオエフェクト
『オートフレーミング』
デモ機では、オートフレーミングが実際真ん中に来るようになっていました。ウェブカメラ自体にはそういった操作性はないそうで、ウェブカメラで操作せずに、ウィンドウズスタジオエフェクトで操作しています。
ウィンドウズスタジオエフェクトで、NPUを動作させて、カメラの解像度を使って、人間がどこにいるのかをトラッキング。カメラがセンタリングできる機能を設定できます。
『アイトラッキング&背景ぼかし』
アイトラッキングでは、トークの時に目線を外しても、動かないように設定できたり、
背景をぼかす設定ができます。
これらの機能性は、NPUを搭載していないと使えません。
インテルユニゾン
もう一つ見せてもらったアプリケーションはIntel Unisonを使ったもの。
ディスプレイとして、パソコンに3枚のモニターが認識されていました。
「本体のディスプレイ」「Type-Cでつながっている大きなモニター」最後に「インテルユニゾンでつながっているタブレット」。
条件が同一Wi-Fi環境内であれば、アンドロイド、アイパッドに、インテルユニゾンというアプリケーションをインストールして、パソコンとセッティングすると、拡張ディスプレイ機能が使えます。
全てのインテルプロダクトができるわけではなく、Evoが認定されているもの「Evo搭載PC」にインテルユニゾンが使えます。
タブレットを持っていれば、インテルユニゾンアプリをいれて、Evo対応のPCを連動させると、拡張ディスプレイが使える。
外出先、自宅でも、セカンドモニターとして、サードモニターとしても使えます。。
料金はかかりません。Evo搭載PCであればできます。
『NPU搭載、ユニゾンという機能性で、コアウルトラというプロセッサーはかなり今までに比べて進化している。機能性みてほしい』と松原さん。
そのほかの展示。
個人的には、このバックパックと、ワイヤレスヘッドセットがとても気に入りました。
まとめ
2023年12月15日に参加した「デル・テクノロジーズ」の新製品発表会について報告しました。
DELLの新製品New Inspiron 13の一番の特長は、インテルCore™Ultraプロセッサーが搭載されていこと。
世界初ともいわれるAI搭載パソコンだそうです。
新製品、新プロセッサーの仕組みなどの説明もわかりやすく大変勉強になりました。
ノートPCの購入を検討されているのなら、高性能、低電力、機能性が高いAI搭載パソコン「新製品New Inspiron 13」はおすすめだと思います。